心のお悩み解決ブログ

2013年6月21日 金曜日

作話

嫌われたくないから、
自分をよく見せたいから、
などの理由で、無意識に話を作ってしまう方がいらっしゃいます。
これが病的なものか、ただ単に性格的なものか、うそつきなのか、
判断がとても難しいところですが、
病的な作話の場合、治療が必要です。

病的な作話の中には、じぶんが作った話を事実として認識してしまい、
現実と虚構の区別がつかなくなってしまう、厄介な方がいらっしゃいます。
相当精神的に疲れていたり、混乱していたり、というあらわれではないかと思います。

このような症状が出ると、周りはその人に振り回されてしまうことが多いです。
何が真実で、何が嘘なのか、
それがわからなくなってしまう。
とても怖い状態であるといえます。
本人にもわからなければ、周りの人たちも、どこまで信じていいのかわからなくなってしまう。

ストレスが過ぎると、神経が疲れすぎてしまって、
このような症状が出ることがあります。
このような症状が出るのなら、いったん休養が必要です。
それでも休養しなければ、精神が壊れてしまうかもしれません。

作話を自覚することは困難ですが、
周りの人に指摘されるようなことがあれば、
迷わず休養を取ることをお勧めします。

投稿者 メグ・マグノリアクリニック | 記事URL

2013年6月20日 木曜日

診察

診察スタイルはいろいろありますが、
私の診察スタイルは、患者さんと向き合って、
お話を伺うこと。
これを一番大切に思っているところが自分の特徴だと思っています。

当然のことなのですが、忙しいお医者さんは、なかなか忘れてしまいがちです。
でも、体をしっかり患者さんのほうに向けて診察しないと、
お互いに伝えたいこと、伝えてほしいことが伝わらないと思うのです。

お話ししている顔の表情、
お話ししているときのしぐさ、
そういうところも、大事な情報です。
患者さんが何を思っているか、
何に対してつらいと思っているのか、
それがわからなければ、治療ができないと考えます。

そして、色々なことを受け止めていることを、
態度で患者さんに示していきたい、そう思うのです。
だからこそ、体全体を患者さんに向けてしまいます。
そして、お話を伺い、お話をします。

大事なのは、患者さんご自身なんだ、ということを、
皆さんにわかってほしい。
自分が大切だと思えなければ、他の何も大切に思えない。
そう思っていただきたいと思うのです。


最近、「先生と話しているとほっとする」と、
ここ数か月のあいだにはじめてお目にかかった患者さん数人に言われました。
そう思っていただけるのが、とてもうれしいです。
癒しの場を提供したい。
それが私の願いです。

色々な悩みを、解決してあげることはできませんが、
ふわっと包んで、負担を軽くして差し上げることはできると思います。
クリニックに来ると、癒される。
そんな風に言われるクリニックにしていきたいものです。

投稿者 メグ・マグノリアクリニック | 記事URL

2013年6月18日 火曜日

子育て

子育てって、大変です。
とってもストレスがたまります。
最近は、男の人も子育てに参加してくれるようになったといいますが、
世の中のお母さんはそれでも大奮闘されていると思います。

子どもを理想に近く育てたい、と、だれもが思うと思います。
しかし、そうはいっても、子どもは自分とは別人格ですから、
自分が思った通りになるとは限りません。
それどころか、自分の思った通りにならないことのほうが多いと思います。
それにいちいち腹を立てて、カッカしていたら、
心が壊れてしまいます。

それに、親は子供の通る道を作ってあげる必要はないと思います。
親は、子どもにいいことと悪いことの区別を教えてあげられればいいと思います。
いろいろ考えすぎて、何もできなくなる必要はありません。
子どもを見ていて不安に思うのは、親として当然です。
しかし、だからと言って自分の安心のために子どもに世話を焼いてあげたら、
子どもが自立できません。

親の願いは、子どもがちゃんと自立して、
人間としてまっとうに過ごしていけること。
そうではないでしょうか?
当然、幸せな人生を送ってくれることがうれしいのですが、
人間として、豊かな生活が送れることが、幸せにつながるのではないかと思います。

子どもは、放っておいても大きくなります。
あまり心配しすぎず、
のんびり見守ってみませんか?

投稿者 メグ・マグノリアクリニック | 記事URL

2013年6月17日 月曜日

薬の投与期間

うつの薬は、投与開始してもすぐには効きません。
うつのお薬が効いてくるまでには、数週間必要になります。
それから、症状が徐々になくなっていく。

薬が体になじんでくると、
症状が劇的によくなった気がすることがあります。
しかし、波があるので、悪くなったりよくなったり、繰り返す。
繰り返しながら、よくなっていく。

その後、症状が落ち着いたら、キープする。
6か月くらいは、キープしたいですね。
キープできたら、減量します。

キープする期間が重要だと言われています。
この期間が、病気の再発を防ぐと言われています。

いずれにしても、のんびりゆっくり治療することが必要です。
焦らないでいきましょうね。

投稿者 メグ・マグノリアクリニック | 記事URL

2013年6月15日 土曜日

一人で抱え込まないで

人間、生きていると色々な悩みを抱えてしまいますね。
悩んでいても、それがいつもいつも頭を占めてしまうほどでなければ問題はないと思うのですが、
ずっと考え込んでしまって、外に出せなくなってしまうと、
頭の中がその悩みで占められてしまって、他のことが考えられなくなってしまいます。
そうすると、やる気が出なくなったり、食欲がなくなったり、すぐに泣きたくなったり、イライラしたり、
物忘れが激しくなったり、考えがまとまらなくなったり、
とにかくいいことがありません。

悩みがあったら、それはできるだけ外に出していく。
すぐに解決できることであれば、放っておいてもいいけれど、
すぐに解決できないことなら、外に出していく努力をすること。
一人で抱え込んではいけません。

気分転換をすることで、その悩みから離れられれば、
それはとても楽なことですね。
好きなことを一生懸命して、
元気を保っていく。
それが理想ではあります。

しかし、悩みは、なかなか人には話せないものですよね。
いちばん重要なストレス解消法は、
悩みを外に出していく、人に話してすっきりすることだと思います。
話していると、自然に考えが整理されてきて、
問題点が明らかになることがあります。
そうすることで、解決されることが多いと思います。

できる限り、悩みは一人で抱え込まず、話してみて整理してください。

なかなか話す人がいない、という方は、病院(クリニック)等を利用することもお考えくださいね。
きっと楽になります。

投稿者 メグ・マグノリアクリニック | 記事URL

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