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心療内科の診療項目

摂食障害

摂食障害

過食症、拒食症のことです。うつ状態と絡んで、結構治療が厄介な病気です。

食べられない、食べたくない、食べてもはいてしまう。このような場合、拒食症といいます。
食べるのが止まらない、食べ物がないと探してしまう。それでもなければ、買いに行ってしまう。家にあるだけの食べ物を食べても、飢餓感がなくならない、食べた後に後悔して、食べたものをすべて嘔吐しようとする。このような状態を過食症といいます。

どちらも、根本は同じ。うつ病に伴って認められることが多いです。または、ストレスがずっとかかっているとき、摂食障害のみで認められることもあります。

患者様ご本人の、自分の体格への異常なこだわり、コンプレックスが原因になることがあります。または、食べてはいけない、食べられないストレスの反動として認められることもあります。
基本的には、治療はうつ病と同じです。摂食障害は、生命の危険に陥ることも多々あり、状況によっては入院治療が必要になります。入院施設のある精神科で治療をすることをお勧めしたいところですが、精神科に対するコンプレックスも悪化させる一因となる可能性があります。当院でも治療・経過観察はいたしますが、状況によって精神科の受診をお勧めするようにしております。

うつ病

うつ病

朝起きると、頭が重い、気持ち悪い、おなかが痛い、体がだるい、などの症状を感じたことはありませんか?夕方近くになると、ちょっと楽になって、夜には「明日は頑張ろう」と思うけど、結局朝になるとまた具合が悪くて…、と思うこと、ありませんか。夜寝つきが悪くて、朝もすごく早く目が覚めてしまったり、夜中に何度も起きてしまったり、いやな夢をずっと見ていたりすることはありませんか?
このような症状を感じたら、うつ病の始まりかもしれません。

うつ病は、はじめは体の不調で気づかれることがあります。早めの対処で重症にならなくて済むこともあります。何となく不調を感じたら、早めにご相談ください。
重症うつ病の場合、入院施設のある精神科での治療が必要になります。

パニック障害

パニック障害

緊張した時、いやなことがあった時、突然ドキドキしてきたり、息づかいが激しくなっておさまらなくなり、手足がしびれてきたり、動かなくなったり。心臓や肺の検査をしても何も悪いところはなくて、どうしても症状が起こる原因がわからない。

そんな症状は、パニック障害の症状の可能性があります。
パニック障害は、ある要因で緊張するために、動悸、過呼吸、頭痛、吐き気、腹痛などの発作が起きてくる病気です。うつ病とかなり重なっており、パニック障害によりうつ病が発症したり、うつ病の患者さんにパニック障害が多く認められたりします。原因は、おそらくストレスによる自律神経の働きの乱れ。
早めの対処が必要ですが、診断のためには、ほかの疾患を除外する必要があります。気になる症状がある場合、まずは全身の検査を受け、異常がないとわかって初めてパニック障害を疑います。
治療は安定剤と抗うつ薬。うつ病の治療と変わりません。

パニック障害の場合、症状が出ないようにするのがいちばん重要です。
気分的に落ち着いてきたら、少しずつ症状が出た状況へ体を慣らしていきます。

当院でも治療は行いますが、うつ病と同様、症状が強いなら入院施設の併設されている医療機関での対応が必要になります。

睡眠障害

睡眠障害

睡眠は心と体の健康に欠かせない要素です。
心身の疲労を回復させ、免疫機能を高め、また記憶の定着といった役割も担っています。
健やかな睡眠は、日常生活への活力につながります。

しかし、痛みやかゆみなどの体の不調、またストレスや緊張などの心の不調により、よく眠れない、あるいは睡眠中に何度も目が覚めてしまうといった症状が出てくることがあります。
そうした状況は、まともな社会生活すらできなくなる危険性をはらんでいます。

しっかり眠ることができない、逆に日中の眠気が激しいといったような問題が1カ月以上続く場合は、何らかの睡眠障害にかかっているかもしれません。

高血圧症

血圧は、リラックスしているときに低く、緊張していれば高くなります。
血圧が高い緊張状態が長く続くと、治療が必要となる「高血圧症」を発症する場合があり、それを放置したままでいると、さらに脳卒中や肝不全を発症する恐れがあるので注意が必要です。
頭痛、肩こり、耳鳴り、めまい、動悸、吐き気、手足のしびれなどの症状がある方は、早めの検査・治療をおすすめします。

気管支ぜんそく

気管支喘息は、気管支がアレルギーなどで炎症を起こし過敏になり、わずかな刺激から起こる腫れや痰によって呼吸が苦しくなる病気です。
喘息は、アレルギーの元となる物質(アレルゲン)によるアレルギー反応のみによって引き起こされると考えられがちですが、精神的なストレスも発作原因のひとつです。
心のケアも発作を抑えるためには大切な要素となります。

胃潰瘍

胃潰瘍

イライラ、過労、緊張、不安など、心や体にストレスがかかると、胃液に含まれている「塩酸」や「ペプシン」が胃の粘膜を消化し、痛みを引き起こしてしまうことがあります。
こうしたストレスが胃潰瘍を発症させる多くの原因で、現代の複雑な社会環境における代表的な病気のひとつです。

胃潰瘍の治療には薬を使うのが一般的ですが、ただしそれは対処療法に過ぎません。根本的な治療を行うためには、原因となっているストレスを取り除くことが大切です。

更年期障害

更年期になると、頭痛やめまい、生理不順などの“身体的な症状”と、イライラや不安などの“精神的な症状”が現れてくることがあります。
これが更年期障害ですが、さらに進行すると、食欲不振や皮膚の乾燥やシミ、たるみ、膣炎、膀胱炎、知覚過敏など、多くの症状が同時に発症するため、不快な思いをすることが多い病気です。

一般的にホルモンバランスの乱れだといわれている発症原因の背景には、やはりストレスが大きく関わっています。
“精神的な症状”の抑制が“身体的な症状”の抑制にもつながりますので、心のケアは症状の予防には欠かせない要素となります。

肩こり・腰痛

精神的な緊張状態が長く続くと、筋肉が硬直してきます。
それが肩こりや腰痛を発症させてしまうことがあります。整骨院になど通い、筋肉をほぐしてもらうことで解決を図るという手段はありますが、しかし筋肉を硬直させている原因である精神の緊張がなくならなければ、一時的に肩こりや腰痛が治っても、しばらくするとまた発症してしまうでしょう。

なかなか痛みが引かない、どんな治療をしても治らないといった場合は、心の面から見直していく必要もあると思われます。

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