心のお悩み解決ブログ

2014年2月 7日 金曜日

個人主義

この言葉が言われだして、ずいぶん経ちますね。
個人の自由というのが、尊重されるべきなのはわかるのですが、
どこまで個人主義が許されるのでしょうかね。
最近、わからなくなっています。

皆さんは、学校の存在意義をどうとらえますか?
学問を習得する場所?
小さな社会での社会勉強をする場所?
単なる学歴社会のためのステータス?

どれも正しいと思うのですが、
学校をステータスとしてしか考えていないなら、
学校に行きたくなくなるのもわかる気がします。
学問を習得するためだけに行くのなら、学校に行かなくてもできると思います。
社会勉強なら、学校以外の団体でもできます。
一つ一つを別々に考えると、学校の存在意義に疑問を感じてしまいます。

でも、学校はすべてを含んだものだと思います。
そして、特に中学高校は、思春期の大切な時間を過ごす、
重要な時間です。
この期間をたくさんの人と過ごすことで、
沢山のことを考え、経験し、学ぶことができるのだと思います。
もちろん、学問的にも色々なことが学べるでしょうし、
ステータスも得られるかもしれません。

しかし、そういう学校生活は、個人主義とは言い難いところがたくさんあります。
個人主義では学べないものがたくさんあると思います。
それを、理解する必要があると思います。

最近では、集団に溶け込めないのもその子の個性、と言うことで
特別対応してますね。
特別対応も当然の雰囲気が最近はあるのが気になります。
確かに、どうしても必要な場合もあります。
しかし、どう聞いてもわがままとしか思えないケースも...

判別が難しいので、何とも言えませんが、
学校という集団の中での生活での学びが、今後の人生を豊かにすることも多いのではないでしょうか。
できるだけ、集団に入ってみる、というのも、人生の中では必要なのではないかと。

病気で集団生活が困難な場合はあります。
それは、やはり、医療側、学校側が協力して見極める必要があるのではないでしょうか。
そして、親の側も、子どもの状態をよく見て、わがままなのか、病的なのか、
判断する必要があると思います。

個人主義はいいのですが、
私には、集団生活、全体主義も必要なことだと思えてなりません。



投稿者 メグ・マグノリアクリニック

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