心のお悩み解決ブログ

2013年7月23日 火曜日

心療内科と精神科

心療内科とは、主に内科的疾患を診ます。
精神科は精神的疾患を診ます。
大きな違いは、体に異常があるかどうかだと思います。
心療内科が扱うのは、主に心身症。
心身症というのは、精神的ストレスなどによって体に異常をきたす疾患。
ストレスが増えることで症状が悪化し、ストレスが減ることで症状が軽くなる。
そんな疾患を心身症といいます。

たとえば胃炎、胃潰瘍。
過敏性腸症候群、喘息、じんましん、湿疹など。
時には高血圧や糖尿病も心身症といえます。
病気の治療をするだけではコントロールがつかない症状があり、
ストレスケアをすることで、病気のコントロールが良くなる。
そんな時、心身症であると考えます。
そのような疾患を診るのが心療内科です。

一方で、精神科は、体の症状はほとんど診ません
心の病のみをケアします。
統合失調症のような、器質的精神疾患や、大うつ病。
これだけではありませんが、いわゆる精神病をみるのが精神科です。

最近は、はっきりとした線引きがなされなくなってきました。
しかし、精神科の医師に内科疾患が診られないのと同様、
心療内科の医師に統合失調症は見られません。
やはり、適材適所といったところでしょうか。

私は、自分の手におえないと判断した時点で、
できるだけ速く専門の病院に行っていただきます。
そのほうが、患者さんの利益になると思うからです。

投稿者 メグ・マグノリアクリニック

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