心のお悩み解決ブログ

2013年5月20日 月曜日

ストレスの大きさ

ストレス、と一言で言っても、色々なストレスがあります。
今日、問題にしたいのは、心理的ストレス。
心理的ストレスの大きさを評価したものがあります。

それによると、一番大きいストレスは「配偶者の死」「子どもの死」
その次に「両親の死」となります。
やっぱり、大きいですね。「死」という問題。
人間の一生の中で、誕生の次に大きなイベント。
だからでしょうかね。

特に、配偶者や子どもなど、
身近にいる人の死は、大きなストレスになるといえるでしょうね。
生活が一変しますし。
考えることも多くなりますね。


今、通院患者さんの中に、
奥さんに先立たれた方がいらっしゃいます。
夫に先立たれた方もいらっしゃいます。
どちらも大変大きなストレスをうけて、
元気に日常生活を送れなくなってしまったために通院されています。

しかし、男性と女性では、配偶者を失った後の感じ方が違う気がします。
男性は、「一緒に生活してくれる人がいなくなった」という感じ。
女性は、「今まですごく頑張ってきて、気が抜けてしまった」という感じ。
どちらにしてもストレスには違いないのですが、
何となく対応の仕方も変わります。
どちらが正しいとか、どちらが間違っているとか、
そういうことは言えません。
ストレスの感じ方は本当に千差万別です。
そして、治療の仕方も千差万別です。


ストレスの大きさの尺度(LCU)というものがあります。
これは、アメリカの精神科のお医者さんが作ったものだといいますが、
結構うなづける部分もあります。
でも、??と思うこともあります。
やっぱり、お国柄とか、個人の感じ方とかで、
ストレスの大きさって変わってくると思います。

でも、共通する部分も多いですよね。
なるほど、と思いながら見ています。

気づかないストレス、とくのも結構ありますね。
ストレス、気づくことが重要ですよ。

投稿者 メグ・マグノリアクリニック

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